司法書士の仕事の全体像

司法書士が一体どんな仕事をしているのか、ご存知の方はどれくらいいるでしょうか。まずは、簡単に司法書士の仕事の内容をご紹介したいと思います。まず、司法書士といえば何といっても登記です。司法書士の仕事は、不動産登記や商業登記の申請の代理がメインとなります。次に、債務整理も司法書士の重要な仕事の1つです。債務整理については、テレビやラジオのCMでよく耳にする「過払い金の返還」が有名ですね。その他、認知症や寝たきりの高齢者の生活をサポートする成年後見の仕事や、企業法務など司法書士の仕事は多岐にわたります。

私たちの生活に密着した不動産登記の仕事

日常生活の中で司法書士と関わる機会があるといえば、マイホームを購入した場合や、不動産を相続した場合があります。これらの場合で司法書士にお世話になった人もいるかもしれませんね。いずれも不動産登記を申請する場合です。登記は自分でやろうと思えばできるのですが、登記の申請は不動産登記法で決められた書式に従って行う必要があり、また手続きも複雑で手間がかかることから、登記の専門家である司法書士に依頼するわけです。

会社や法人に必要な商業登記

商業登記は、会社や法人に関する登記です。たとえば、会社を新たに設立した場合には、会社設立の登記を申請しなければいけません。また、会社設立後も、役員の変更や増資、企業再編など一定事項に変更が生じた場合に登記を申請する必要があります。このように商業登記は会社に関する登記なので、会社の経営者や法人の理事でないとピンとこないかもしれませんね。商業登記も不動産登記同様、会社の代表者等から委任を受けた司法書士が、申請書や必要書類を作成して、登記所に申請します。

司法書士になるには、まず、司法書士の試験に合格しなければなりません。試験は、年齢、性別、学歴に関係なく、誰でも受験できますが、平成27年度の試験の合格率は3.2%と、非常に難易度が高い試験といえます。